攻殻機動隊 SAC_2045 シーズン2を見た。
www.ghostintheshell-sac2045.jp
最後、どういうオチになるんだろうと思ったらまさか人類が進化を遂げるというかたちで終わるとは。 舞台設定がほとんど 2nd GIG と同じだったのはわざとなのかな。 核、米帝、難民、カリスマの存在、人類の上部構造への移行、、、ほぼ同じやない?
感想としてはちょっとストーリーが雑で話が浅かったかなぁと感じた。 1A84 もあまり深掘りされなかったし、サステナブルウォーも世界同時デフォルトという設定もあまり生かされてなかったような。
1984 のオマージュもなんかいまいちだった気がするし、用語の使い方もちょっとむりやりだったと思う。 シンクポルも体制側の思考警察なのに、ネット大多数の人間による私刑アプリの名前になってるし、シマムラタカシがビッグブラザーってのはなんか違うのでは?って思ってしまった。というかアメリカの大規模監視システムがビッグブラザーじゃなかった?1984 とあってないなーって思うのはディストピア感、悲壮感がぜんぜん描かれてないからかも。 自分は村上春樹の 1Q84 は読んでないからそっちのオマージュなのかもしれないなとは思ったけど。
ただ、シーズン1よりは楽しめたし、オチはオチでなるほどなーって思ったし、最後のシーンはお約束かなって。 唐突に少佐がネットは広大だわとかいうのは脈絡なさすぎって思ったけど。
この記事書きながらネットで感想探してたら、この人の感想がほぼ自分の感想を集約してたw
『攻殻機動隊 SAC_2045』、2期を見終わっての感想
— カテナドルグ (@CatenaGreatZhar) May 24, 2022
ネタバレ注意。総評としては面白かった。SAC及び2ndGiGすき。ありがとうございました。 pic.twitter.com/S6vOdwMVsJ
キャラデザとかはあまり好きになれなかったけど、ああいう試みはありかなとは思う。 新しいことやってかないとね。でも、なんかレンダリングが荒い?ところがあったように感じた。
あと、曲は全体的に好きだった。 Scott Matthew の曲があったのも SAC だなーと思ってよかった(トグサのシーンはちょっと強引だと思ったが)。
結局、SAC シリーズを見直すかという気持ちになったので明日から見直そう。