The King's Museum

ソフトウェアエンジニアのブログ。

Productivity Hack 2

朝一に1日のタスクリストを作るのではなく、お昼にその日の午後と次の日の午前のタスクリストを作ることで Productivity を改善しましたよ、というお話。

(僕が今使ってる Productivity 系の話は次の記事からどうぞ。)

hjm333.hatenablog.com

詳細

『エンジニアの時間管理術』の中で「自分のリズムを知れ」というものがあって、これは「自分の集中できる時間帯や、体調のリズムを把握して、もっとも調子のいい時に重要なタスクをしろ」というものだ。

最近、自分は午前中の集中力がかなり高いことに気づいた。お昼に一度下がって、午後にもう一度上がって、17時近くなるとだいぶ下がるという感じだ。きっと一般的にもこんな感じだろう。

今まで朝一の20分くらいは比較的雑務的なことをこなしていた。その日のタスク一覧を作成し、優先順位を決め、見積もって、スケジュリーング。勤怠を記録し、担当しているアプリのレビューをチェックし、クラッシュログを確認し、スラックとメールのチェック。

実はこのタスクはそれほど集中力を必要としないし、けっこう惰性でできてしまう。(タスク決めと優先順位付け、見積もりは重要といえば重要だが)。

午前の集中力が高いなら朝一からコード書いた方がいいんじゃね?とふと思った。そこで、朝一からコーディングをすることにして朝一にやってたタスクはお昼ご飯を食べた後にやることにした。そのときにその日の午後と次の日の午前中までのタスクを埋めておくことにした。

感想

これが結構いい感じである。

まず、自分にとって午前中は集中できるのだから、たとえ20分だとしても午前中をコーディングの時間として使えるのはすごく大きい。

二つ目に、一日ごとにタスクをきるとタスクが終わらない場合にちょっと不完全燃焼感が残ってしまう。今は子供の世話があるので一切残業していないけど、もしそういう状況でなければ、タスクが終わるまで残業してしまうだろう。

三つ目、これは意図しない効果だったのだが、仕事を終えてから次の日に仕事を始めるまでにタスクの連続性が生まれた。その結果、家でも無意識にタスクの解決策を考えるようになり、次の日に出社した時には試してみたいことや実装したいことで頭が満たされていて、いち早く仕事に取り組めるようになった。

最後のやつは家でも仕事のことを考えてるので、どうなんだろう、というところもあると思うけれども、結果的に出力が上がるので悪いとは思ってない。

始めて2週間だからまだまだ観測が足らない感じもするけど、うまくいってるような感触を持っている。今のところデメリットを感じるところもないし。

あとはこうやって自分の資質などを客観的に評価して、よりよい方法を見つけられるようになったことはすごくいいことだとおもいました。まる。

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